伯耆田大使 新年のご挨拶(令和4年)

令和4年1月6日

伯耆田 大使

 

在ボリビア日本国大使館のホームページへようこそお越しくださいました。

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年を振り返りますと、東京オリンピック・パラリンピックが開催され日本はオリンピックでは58個、パラリンピックでは51個のメダルを獲得し、選手の活躍は日本に多くの感動を与えてくれました。また、ボリビアのホストタウンである東京都墨田区を通じて両国の友情を深めることができました。

 経済協力については、12月に2018年8月に書簡の署名・交換済みの42.49億円の無償資金協力「オキナワ道路整備計画」について新型コロナウイルス感染拡大に伴う工期延長等の事情から、贈与の限度額を46.30億円に変更する書簡の交換を行った他、9月と12月に上水施設建設、教育施設の教室やトイレ建設、医療施設への医療機材供与等草の根無償資金協力9件総額約70万ドルの贈与契約署名式を行いました。当館主催の文化行事としては,2月に第2回オンライン日本文化週間を開催し好評でした。

私の地方都市訪問では、4月にサンファン移住地とオキナワ移住地を訪問し、慰霊碑への献花、診療所、移民史料館、農協施設等の視察を行い、サンファン日本ボリビア協会、サンファン農牧総合協同組合、オキナワ日本ボリビア協会、コロニアオキナワ農牧総合協同組合、ボリビア日系協会連合会、サンタクルス中央日本人会の幹部の方々と懇談しました。その他、5月にコチャバンバ県とチュキサカ県、6月にタリハ県、9月にベニ県を訪問し県知事や市長と会談し地方都市との友好増進に努めてまいりました。本年は、パンド県、オルロ県、ポトシ県へも訪問したいと考えています。

現在、新型コロナウイルス感染は変異ウイルスである「オミクロン株」による感染が世界的に急拡大しており不安な日々をお過ごしのことと存じます。私ども大使館としましては,お役に立てるような情報発信に引き続き努めてまいります。

 最後に,2022年が,両国にとってより良い年になりますように,そして皆様方にとって素晴らしい一年であることを祈念しております。



2022年1月

駐ボリビア日本国特命全権大使
伯耆田 修





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