在ボリビア日本国大使館から水不足に関する注意喚起:11月25日

ボリビア国内各地で水が不足し、11月21日、モラレス大統領が「水不足にかかる国家非常事態宣言」を発出しました。水不足解消を求める道路封鎖やデモも各地で発生しています。今後、水不足が深刻化する場合は、治安の悪化や衛生状態の悪化が懸念されます。生活用水を確保するとともに、情報収集に努めてください。


ボリビアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ

在ボリビア日本国大使館


1 水不足の発生状況

 昨年12月~今年3月までの雨季の期間の降雨量が例年を下回り、干ばつのため農作物に大きな被害が出ています。生活用水も国内各地で不足しており、ラパス市のソナスール(カラコト等)では今月7日から時間断水が行われ、数日間断水が続いている地域もあります。また、水不足の解消を求め、コチャバンバ市において道路封鎖、ラパス市及びエルアルト市においてデモが行われました。


2 水不足の現状

(1)水不足になっている地域

ラパス県、オルロ県、コチャバンバ県、チュキサカ県、タリハ県、ポトシ県


(2)各施設の主な状況

ア 学校

 水不足のため、ラパス県、チュキサカ県及びポトシ県の公立小中高校では、夏休みを早め、小学校は11月30日、中学・高校は12月2日で今学期を終了予定です。

イ 病院

 ラパス市内のLa Merced病院及びLos Pinos病院では手術を中止しています。

ウ レストラン

 ラパス市ソナスールでは、水が不足しているため休業している所、トイレの使用ができない所がある状況です。

エ ホテル

 ラパス市ソナスールでは、時間帯により水の使用を制限している所もあります。


(3)治安状況

ア 道路封鎖

 11月17日から数日間、水不足への対策を求めるコチャバンバ市民がコチャバンバとサンタクルス間の幹線道路を封鎖しました。

イ デモ

 11月23日、環境・水資源省に対して、水不足の解消を求めるエルアルト市民数百人がデモ行進を行いました。


3 水不足の対策

(1)飲料水の確保

 断水が続くと、水道水に汚染物質が混入することがありますので、水道水は飲まないでください。十分な量のミネラル水の備蓄をしてください。


(2)生活用水の確保

 バケツに溜めた水も病原菌や蚊の発生源になりますので蓋をしてください。また、トイレの汚物は病原菌の発生源になりますので、流すための水を確保してください。


(3)飲食時の注意

 野菜や食器などの洗浄が不十分になるおそれがあります。断水地区での外食や生もの、果物、ジュース等は摂取しないよう気をつけてください。


(4)手指消毒の励行

 流水で手洗いができないことを想定し、消毒用のアルコール製品などを常に携帯し、トイレ使用後、食事の前等には必ず手指消毒を行ってください。また、シャワー等が使用できない場合は、ウェットティッシュ等を使用して身体を清潔に保つように心がけてください。水道水の水質が悪化していることから、塩素消毒薬(例えばPYAM、Clorito等)の使用もお勧めします。


(5)デモ等への注意

 各地でデモや道路封鎖が行われていることから、情報収集に努め、デモ等が行われているところには近づかないようにしてください。



在ボリビア日本国大使館

住所:Calle Rosendo Gutierrez No.497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia

電話:(市外局番2) 241-9110~3

国外からは(国番号591)-2-241-9110~3

FAX : (市外局番2) 241-1919

国外からは(国番号591)-2-241-1919

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