草の根・人間の安全保障無償資金協力
平成26年4月25日
「グアビラ教育施設整備計画」引渡式


サンタクルス県モンテロ市のグアビラ教育施設において,上野久参事官(サンタクルス出張駐在官事務所所長)出席の下,草の根・人間の安全保障無償資金協力「グアビラ教育施設整備計画」の引渡式が実施されました。
同教育施設は1954年に設立され,現在は初等教育1~6年,中等教育1~6年の計24クラス約700人の児童生徒,及び教職員32人が在籍している地域の教育拠点です。
しかしながら,教育施設の所在する地区は人口増加が著しく,それに伴い入学希望者も増加が著しく,教室数が不足する深刻な事態となっていました。
そこで今回のプロジェクトで,こうした教室数不足や教室の過密状態を解消し,児童生徒が落ち着いて勉学に励めるよう,新たに4教室及び職員室と事務員室を整備しました。
本プロジェクト実施により,同教育施設に学ぶ約700名の児童生徒が,適切な学習環境の下,勉学に励めるようになることが期待されます。
式典に参加した上野参事官は,ドン・ボスコ公共学校関係者,学校関係者,児童生徒が見守る中,除幕式及びテープカットを行いました。