海外安全対策情報(2023年1月~3月)
令和5年4月19日
1 社会・治安情勢
ボリビア国内各地では、政治的要求に基づく各職業団体、労働組合、市民団体、学生によるデモ行進、集会、道路封鎖等の抗議活動が頻繁に行われています。昨年12月にカマチョ・サンタクルス県知事が逮捕・拘禁されたことを契機にサンタクルス県を中心として全国各地における抗議活動・道路封鎖および政府支持派による右に反対する抗議活動等が行われているほか、労働組合等による政治的要求が行われていることから、引き続き治安情勢に十分注意する必要があります。
2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)犯罪の傾向
エルアルト市においては、ケッチャップ強盗、首締め強盗、置き引き、スリ及び偽警察官による犯罪が発生しているほか、拳銃や刃物を使用した強盗や女性を狙った強姦が発生しているため十分な警戒が必要です。
サンタクルス市においては、強盗犯が車・バイクにて歩行者等に接近し、所持品を強奪する事件が発生しています。
一般的な対策としては、市場・繁華街等人混みに行く際には多額の現金を持たず、貴重品はリュックサックなど目の届かないところには入れないようにする、また、自身を狙っている不審者がいないか周囲を見渡す等の警戒を怠らないようにします。万が一、犯罪に遭遇した場合は、犯人が拳銃や刃物を所持している場合もあるので、無理に抵抗はせず、可能な限り速やかに警察へ被害の届け出を行いましょう。
(2)邦人被害事案
3月3日、ポトシ県ウユニ市からラパス市に夜行バスで向かっていた邦人男性3人が、携帯電話、現金及び電子機器等を盗まれた。
(3)邦人以外の被害事案
ア 1月11日、オルロ市で、14歳の少女が30匹以上の野良犬に体を噛まれ大けがを負った。
イ 1月12日、ラパス市へナロ・サンヒネス及びマリスカル・サンタクルス通り付近で、ディスコ帰りの22歳の男性が何者かに腹部を刺され死亡した。
ウ 1月26日、サンタクルス市アルト・サン・ペドロ地区の第三環状線付近で被害者がバイクに乗った2人組に銃を突きつけられ、3万5千ボリビアーノスが入ったバックを奪われた。
エ 1月31日、ラパス市内の病院で、殺人容疑で逮捕されたブラジル国籍の男が警護に当たっていた警察官から銃を奪い、警察官1人を銃で殺害した。
オ 2月8日、モンテロ市のヌエボ・アマネセル地区で、学校帰りの少女を暴行した犯人は、暴行を目撃したバイクタクシーの運転手により、追いかけられ、殴打され、バイクを燃やされ、特別犯罪対策部隊に引き渡された。
カ 2月16日、ラパス県エルアルト市リオ・セコ地区の両替所に、自動小銃も持った強盗が押し入り、20万ボリビアーノスを強奪した。
キ 3月21日、第4環状線上のコルドン・エコロヒコ(サンタクルス市内北西側)と隣接する区間において強盗や窃盗などの犯罪が多発したため、300人の警察官が同エリアの捜索を行った結果、男女70名以上を刃物や窃盗品を所持していたため逮捕された。
ク 3月22日、エルアルト市ヌエバ・ヘルサレン地区で、老夫婦のお店に8人の強盗グループが押し入り24万ボリビアーノス及び監視カメラを奪い逃走した。
エルアルト市においては、ケッチャップ強盗、首締め強盗、置き引き、スリ及び偽警察官による犯罪が発生しているほか、拳銃や刃物を使用した強盗や女性を狙った強姦が発生しているため十分な警戒が必要です。
サンタクルス市においては、強盗犯が車・バイクにて歩行者等に接近し、所持品を強奪する事件が発生しています。
一般的な対策としては、市場・繁華街等人混みに行く際には多額の現金を持たず、貴重品はリュックサックなど目の届かないところには入れないようにする、また、自身を狙っている不審者がいないか周囲を見渡す等の警戒を怠らないようにします。万が一、犯罪に遭遇した場合は、犯人が拳銃や刃物を所持している場合もあるので、無理に抵抗はせず、可能な限り速やかに警察へ被害の届け出を行いましょう。
(2)邦人被害事案
3月3日、ポトシ県ウユニ市からラパス市に夜行バスで向かっていた邦人男性3人が、携帯電話、現金及び電子機器等を盗まれた。
(3)邦人以外の被害事案
ア 1月11日、オルロ市で、14歳の少女が30匹以上の野良犬に体を噛まれ大けがを負った。
イ 1月12日、ラパス市へナロ・サンヒネス及びマリスカル・サンタクルス通り付近で、ディスコ帰りの22歳の男性が何者かに腹部を刺され死亡した。
ウ 1月26日、サンタクルス市アルト・サン・ペドロ地区の第三環状線付近で被害者がバイクに乗った2人組に銃を突きつけられ、3万5千ボリビアーノスが入ったバックを奪われた。
エ 1月31日、ラパス市内の病院で、殺人容疑で逮捕されたブラジル国籍の男が警護に当たっていた警察官から銃を奪い、警察官1人を銃で殺害した。
オ 2月8日、モンテロ市のヌエボ・アマネセル地区で、学校帰りの少女を暴行した犯人は、暴行を目撃したバイクタクシーの運転手により、追いかけられ、殴打され、バイクを燃やされ、特別犯罪対策部隊に引き渡された。
カ 2月16日、ラパス県エルアルト市リオ・セコ地区の両替所に、自動小銃も持った強盗が押し入り、20万ボリビアーノスを強奪した。
キ 3月21日、第4環状線上のコルドン・エコロヒコ(サンタクルス市内北西側)と隣接する区間において強盗や窃盗などの犯罪が多発したため、300人の警察官が同エリアの捜索を行った結果、男女70名以上を刃物や窃盗品を所持していたため逮捕された。
ク 3月22日、エルアルト市ヌエバ・ヘルサレン地区で、老夫婦のお店に8人の強盗グループが押し入り24万ボリビアーノス及び監視カメラを奪い逃走した。
3 テロ・爆弾事件状況
2月4日、エルアルト市ビリャ・ボリーバル地区1番通りにあるメルカンティル・サンタクルス銀行のATMを爆発物で破壊し、現金を盗もうとした男女2人が逮捕された。
4 誘拐・脅迫事件発生状況
3月9日、コチャバンバ市サンタ・バルバラ地区で、下校中の少女が男二人に追われ誘拐されそうになったが、少女が叫んで抵抗したことにより、近所の住民たちに助けられ、未遂に終わった。
5 日本企業の安全に関わる諸問題
特段ございません。