黄熱病情報
令和8年2月5日
黄熱(おうねつ)について
ボリビアは黄熱に感染する危険のある国の一つとされていますが、国内でも地域によって感染リスクは大きく異なります。ラパス市、ウユニ市、ポトシ市、スクレ市、コチャバンバ市などの高地地域や、サンタクルス市などの低地でも環境の整った都市部においては、黄熱に感染する危険性はほぼないとされています。一方で、低地やアマゾン流域の森林地域では感染リスクが存在しており、渡航先の地域に応じた理解と注意が必要です。
黄熱は、黄熱ウイルスによって引き起こされる急性のウイルス性感染症で、主にアフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域で発生しています。ウイルスは蚊を媒介して人に感染し、森林地域だけでなく都市部でも感染の可能性があります。
発症初期には、突然の高熱、頭痛、筋肉痛、悪寒、強い倦怠感、吐き気や嘔吐など、インフルエンザに似た症状がみられます。多くの場合はいったん症状が軽快しますが、一部の患者では再び症状が悪化し、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、出血、腎不全、肝障害などを伴う重篤な経過をたどることがあります。重症例では死亡に至ることもあり、決して軽視できない感染症です。
黄熱に対しては、特別な治療法は確立されておらず、発症した場合の治療は、発熱や脱水、臓器障害などに対する対症療法や全身管理が中心となります。そのため、医療体制が十分でない地域では、重症化した際の対応が困難になることがあります。
黄熱は人から人へ直接感染する病気ではありませんが、流行地域では蚊の活動が活発であり、短期滞在の旅行者であっても感染する可能性があります。流行地域への渡航にあたっては、黄熱という病気の特徴、重症化のリスク、ならびに訪問地域ごとの感染状況について十分に理解しておくことが重要です。
予防について
黄熱は蚊に刺されることで感染するため、流行地域では蚊に刺されない対策が重要です。長袖・長ズボンの着用や虫よけ剤の使用など、日中も含めて蚊への曝露を避けるよう心がけてください。
黄熱はワクチンで予防が可能な感染症です。黄熱ワクチンは接種後10日目から有効とされているため、流行国への入国にあたっては、少なくとも入国の10日以上前に接種を受ける必要があります。
2016年7月11日以降、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間は生涯有効とされており、過去に有効期間が経過したとされていた予防接種証明書についても、生涯有効なものとして取り扱われます。国や地域によっては入国時に提示を求められる場合があるため、渡航前に入国要件を必ず確認してください。
※厚生労働省検疫所FORTHのHP「黄熱に注意しましょう!」
ボリビアにおける黄熱予防接種証明書(イエローカード)の必要性
ボリビアでは省令第028/2009号に基づき、ボリビアに入国する全ての外国人に対し、予防的措置を取ることとしており、入国審査時にイエローカード提示が必要なのは、ボリビア政府が定める黄熱高レベル危険地域(下記参照)を訪問する予定がある場合のみです。黄熱に感染する危険のある国からボリビアへ入国する場合でも、入国審査時にイエローカードの提示は不要です。
(参考)ボリビア関係当局による黄熱病に関する省令第028/2009号(スペイン語)
黄熱は、黄熱ウイルスによって引き起こされる急性のウイルス性感染症で、主にアフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域で発生しています。ウイルスは蚊を媒介して人に感染し、森林地域だけでなく都市部でも感染の可能性があります。
発症初期には、突然の高熱、頭痛、筋肉痛、悪寒、強い倦怠感、吐き気や嘔吐など、インフルエンザに似た症状がみられます。多くの場合はいったん症状が軽快しますが、一部の患者では再び症状が悪化し、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、出血、腎不全、肝障害などを伴う重篤な経過をたどることがあります。重症例では死亡に至ることもあり、決して軽視できない感染症です。
黄熱に対しては、特別な治療法は確立されておらず、発症した場合の治療は、発熱や脱水、臓器障害などに対する対症療法や全身管理が中心となります。そのため、医療体制が十分でない地域では、重症化した際の対応が困難になることがあります。
黄熱は人から人へ直接感染する病気ではありませんが、流行地域では蚊の活動が活発であり、短期滞在の旅行者であっても感染する可能性があります。流行地域への渡航にあたっては、黄熱という病気の特徴、重症化のリスク、ならびに訪問地域ごとの感染状況について十分に理解しておくことが重要です。
予防について
黄熱は蚊に刺されることで感染するため、流行地域では蚊に刺されない対策が重要です。長袖・長ズボンの着用や虫よけ剤の使用など、日中も含めて蚊への曝露を避けるよう心がけてください。
黄熱はワクチンで予防が可能な感染症です。黄熱ワクチンは接種後10日目から有効とされているため、流行国への入国にあたっては、少なくとも入国の10日以上前に接種を受ける必要があります。
2016年7月11日以降、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間は生涯有効とされており、過去に有効期間が経過したとされていた予防接種証明書についても、生涯有効なものとして取り扱われます。国や地域によっては入国時に提示を求められる場合があるため、渡航前に入国要件を必ず確認してください。
※厚生労働省検疫所FORTHのHP「黄熱に注意しましょう!」
ボリビアにおける黄熱予防接種証明書(イエローカード)の必要性
ボリビアでは省令第028/2009号に基づき、ボリビアに入国する全ての外国人に対し、予防的措置を取ることとしており、入国審査時にイエローカード提示が必要なのは、ボリビア政府が定める黄熱高レベル危険地域(下記参照)を訪問する予定がある場合のみです。黄熱に感染する危険のある国からボリビアへ入国する場合でも、入国審査時にイエローカードの提示は不要です。
(参考)ボリビア関係当局による黄熱病に関する省令第028/2009号(スペイン語)
- ラパス市、ウユニ市、ポトシ市、スクレ市、コチャバンバ市などの高地地域や、サンタクルス市などの低地でも環境の整った都市部においては、黄熱に感染する危険性はほぼなく、これらの地域のみを訪問するのであれば、イエローカードの提示は不要です。
- 低地やアマゾン流域の森林地域では黄熱感染リスクが存在しており、訪問する場合はイエローカードの提示を求められます。
- 日本やブラジルなどからボリビアへ向かう際に、ボリビア入国には訪問地域に関係なくイエローカードの提示が必要として、イエローカードを所持していない旅行者が航空会社から搭乗を拒否される事案が発生しています。ボリビア入国にあたるイエローカードの要否については、令和8年3月現在、上記のとおりですので、必要に応じて航空会社等へご説明ください。
ボリビアにおける黄熱予防接種証明書(イエローカード)の必要性
ボリビアでは省令第028/2009号に基づき、ボリビアに入国する全ての外国人に対し、以下4項目の予防的措置を取ることとしており、黄熱に感染する危険のある国からボリビアへ入国する場合でも、入国審査時にイエローカードの提示は不要です。
入国審査時にイエローカード提示が必要なのは、ボリビア政府が定める黄熱高レベル危険地域(下記参照)を訪問する予定がある場合のみです。また、黄熱に感染する危険のある国へ向けて出国をする場合、出国審査時にイエローカードの提示が要求されています。
(参考)ボリビア関係当局による黄熱病に関する省令第028/2009号(スペイン語)
入国審査時にイエローカード提示が必要なのは、ボリビア政府が定める黄熱高レベル危険地域(下記参照)を訪問する予定がある場合のみです。また、黄熱に感染する危険のある国へ向けて出国をする場合、出国審査時にイエローカードの提示が要求されています。
- ボリビア政府が定める黄熱高レベル危険地域の訪問を予定する全ての外国人は、入国審査時にイエローカードの提示が求められます。
- ボリビア政府が定める黄熱高レベル危険地域を訪問する予定がない場合、入国審査時にイエローカードの提示は不要です。
- イエローカードの提示が必要な国へ向けて出国を予定する全ての外国人は、イエローカードの提示が求められます。
- 健康上の理由により黄熱病の予防接種を受けられない外国人は、現行の国際保健規則に従い、所管当局による証明書を得なければなりません。
(参考)ボリビア関係当局による黄熱病に関する省令第028/2009号(スペイン語)
- 日本やブラジルなどのボリビア国外からボリビアへ向かう際に、ボリビア入国時にイエローカードの提示が必要として、イエローカードを所持していない旅行者が航空会社から搭乗を拒否される事案が発生しています。ボリビア出入国にあたるイエローカードの要否については、令和8年2月現在、上記のとおりですので、必要に応じて航空会社等へご説明ください。
黄熱病の危険国一覧は世界保健機構(WHO)のホームページ等でご確認ください。
ボリビア政府が定める黄熱病高レベル危険地域
一般的に観光客が訪れるラパス市、サンタクルス市、コチャバンバ市などの都市部及びウユニ塩湖を含むウユニ市周辺は黄熱病危険地域には指定されていません。オキナワ移住地は危険地域に指定されていませんが、イチロ郡サンファン移住地は危険地域に指定されています。
チュキサカ県
| アスルドゥイ郡アスルドゥイ市 | エルナンド・シレス郡モンテアグド市 | エルナンド・シレス郡ワカレタ市 |
| ノル・シンティ郡インカワシ市 | ベリサリオ・ボエト郡ビリャ・セラノ市 | ルイス・カルボ郡バカ・グスマン市 |
| ルイス・カルボ郡ワカヤ市 | ルイス・カルボ郡マチャレティ市 |
ラパス県
| ラレカハ郡グアナイ市 | ラレカハ郡ティプアニ市 | ラレカハ郡マピリ市 |
| ラレカハ郡テオポンテ市 | フランツ・タマヨ郡アポロ市 | インキシビ郡インキシビ市 |
| インキシビ郡カフアタ市 | スール・ユンガス郡チュルマニ市 | スール・ユンガス郡イルパナ市 |
| スール・ユンガス郡パロス・ブランコス市 | スール・ユンガス郡ラ・アスンタ市 | アベル・イトゥラルデ郡イクシアマス市 |
| アベル・イトゥラルデ郡サン・ブエナベントゥーラ市 | カラナビ郡カラナビ市 |
コチャバンバ県
| アヨパヤ郡モロチャタ市 | チャパレ郡ビリャ・トゥナリ市 | カラスコ郡チモレ市 |
| カラスコ郡プエルト・ビリャロエル市 | カラスコ郡エントレ・リオス市 | ティラケ郡ティラケ市 |
タリハ県
| アルセ郡パッドカヤ市 | アルセ郡ベルメホ市 | グラン・チャコ郡ヤクイバ市 |
| グラン・チャコ郡カラパリ市 | グラン・チャコ郡ビリャ・モンテス市 | ブルネット・オコノル郡エントレ・リオス市 |
サンタクルス県
| アンドレス・イバニェス郡(注:サンタクルス市が属する郡)、ワルネス郡及びフロリダ郡を除く全地域 |
ベニ県
| 全地域 |
パンド県
| 全地域 |