サンタクルス県におけるデング熱の流行について(その2)

令和5年1月27日
●サンタクルス県緊急対策委員会(COED)は、デング熱患者の増加に伴い、衛生緊急事態を宣言しました。
●屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、
蚊にさされないよう十分注意してください。
 
1.サンタクルス県においては、デング熱患者が増加しており、先週19日県保健局(SEDES)より赤色警報が発出されていましたが、デング熱患者の更なる増加に加え、公的システムの病院がデング熱患者で過密状態になっていることから、1月26日、サンタクルス県緊急対策委員会(Comite de Operaciones de Emergencia Departamental(COED)により、衛生緊急事態(Estado de Emergencia Sanitaria)が発令されました。
 同県保健局(SEDES)の発表によれば、現在までのところ、同県では860名(うち470名はサンタクルス市)の感染者及び11名の死亡者が確認されており、2019年デング熱流行の際の813名を既に超えており、特に18歳未満の感染者の割合が過半数を占めている由です。
 
2.デング熱は、蚊に刺されることによって感染する疾患です。
 デング熱は急激な発熱で発症し、発疹、頭痛、骨関節痛、嘔気・嘔吐などの症状が見られ、通常、発症後2~7日で解熱し、発疹は解熱時期に 出現します。
 デング熱患者の一部は、まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。
 屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊にさされないよう注意してください。
 
外務省 世界の医療情報(ボリビア)

厚生労働省 感染症情報(デング熱)
 

○在ボリビア日本国大使館

住所:Calle Rosendo Gutierrez No. 497, esq. Sanchez Lima, La Paz, Bolivia (P.O. Box 2725)
電話:(591-2) 241-9110~3
FAX : (591-2) 241-1919
http://www.bo.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
Email:consul.lpz@lz.mofa.go.jp (領事班)
 

○在サンタクルス領事事務所

住所:Calle Saavedra No. 314, Esq. Cochabamba, Santa Cruz, Bolivia (P.O. Box 543)
電話:(591-3) 333-1329
FAX : (591-3) 335-1022
http://www.bo.emb-japan.go.jp/itpr_ja/santacruz.html
Email:consuladojaponscz@lz.mofa.go.jp