ラパス市小児科病院に心臓手術のための機材及び術後の集中治療用機材一式を供与
平成28年12月21日


了泉庵参事官出席のもと,ラパス市小児科病院で草の根・人間の安全保障無償資金協力「ラパス市小児科病院医療機材整備計画」(供与額:87,628米ドル)の引渡式が行われました。本案件では,開心術及び術後の集中治療用機材一式が供与され,同病院の診療能力が向上しました。
ラパス市小児科病院は,ラパス県最大の小児科を専門とする第3次病院であるものの,専門的な機材が不足していたことから,毎年,心臓疾患手術を必要とする約300人の子供に適切な治療を行うことができず,深刻な問題となっていました。本案件の実施によって,今後、ラパス県のみならず、ボリビア全国から治療を必要とする子供を受け入れ、約3,000人以上に裨益することが期待されます。