イルパナ市ウキナ地区に上水施設を寄贈(草の根無償資金協力)

令和7年7月31日
 7月31日、小野村拓志大使は、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じてラパス県イルパナ市ウキナ地区に供与した上水施設の引渡式(オンライン開催)にペルシー・ガルバン カリタス・ラパス代表、ロヘリオ・チョケ ウキナ自治体地域長等とともに出席しました(供与額:72,982米ドル)。
 イルパナ市は、ラパス県の県都ラパス市から70kmほど東に位置する山岳地域(ユンガス地域)で、コーヒーなどが有名です。
 今回供与した上水施設により、上水道がなかった同地区の住民約200名が衛生的な水を使用できるほか、これまで遠方(最大10km)まで水くみを行っていた手間が不要となり、生活の質向上に繋がることが期待されます。
 
オンラインによる引渡式に出席する小野村大使と寺島二等書記官
 
ラパス カリタス代表

 
上水施設の裨益者たち
 
共同使用の蛇口 給水タンク