トロトロ市アルカニ学校及びプカラ学校に校舎及びトイレ施設を寄贈(草の根無償資金協力)

令和7年5月15日
 5月15日、小野村大使は、エルマン・コルケ トロトロ市長等とともに、草の根・人間の安全保障無償資金協力プロジェクトの引き渡し式に出席しました。日本政府は本プロジェクトを通じてポトシ県トロトロ市アルカニ学校のトイレ施設建設、同市プカラ学校の校舎及びトイレ施設の建設を支援しました(供与額:34,554米ドル)。
 トロトロ市は、ポトシ県の県都ポトシ市から北へ約160kmの距離にあり、壮大な山々や渓谷などの自然景観がトロトロ国立公園に指定されています。市街地は小さいながらも赤い屋根と石畳で統一されており、自然景観と相まってとても美しい街です。
 これにより、同学校に通学する生徒70名以上が裨益し、教育環境及び衛生環境が改善されるとともに教育の質の向上に繋がることが期待されます。
 
トロトロ市のご紹介
トロトロ市は、ポトシ県に所在していますが、コチャバンバ市から向かうのが一般的です。所要時間はレンタカーで約3時間ほどです。トロトロ国立公園には、壮大な渓谷や鍾乳洞のツアーのほか、独特の地層や山々などの自然景観が大きな魅力です。また、恐竜の足跡の化石が発見されたことから恐竜のモニュメントが街の各所にあります。

・アルカニ学校
歓迎してくれたアルカニ学校の生徒たち
 
式典の模様
 
大使挨拶
 
大使とトロトロ市長
 
生徒たちに声をかける大使 日本が供与したトイレ

・プカラ学校
歓迎してくれたプカラ学校の生徒たち
 
式典の模様
 
大使挨拶
 
記念プレートの前で市長と
 
生徒たちと新しい校舎内で
 
日本が供与した校舎
 
日本が供与したトイレ 全員で記念撮影