カーニバル(謝肉祭)に際する注意喚起

令和7年2月27日
●3月1日(土)~4日(火)はカーニバルの期間であり、ボリビア各地で道路が一時的に通行止めとなり、ダンスやパレード等のイベントが催されます。
 
●カーニバル期間中及びその前後は、観光客を標的とした窃盗・強盗などが増加する傾向があり、また飲酒運転に伴う交通事故が多数発生しています。
 
●カーニバルを観光する際は周囲の状況を良く確認し、警戒を怠らないようにしてください。
 
 
1 ボリビアでは3月1日(土)から4日(火)までカーニバルの期間となります。3日(月)と4日(火)は祝日となり、ボリビア各地で道路が一時的に通行止めとなり、ダンスやパレード等のイベントが催されます。特にオルーロのカーニバルはリオのカーニバルと並ぶ南米三大祭りの一つに数えられ、またユネスコにより無形文化財とされていることから、多数の観光客が集まり盛大に賑わいます。
 
2 カーニバル期間中及びその前後は観光客を標的とした窃盗・強盗等が増加する傾向があります。祝い事を理由に勧められた飲物に睡眠薬が入っており、被害者が昏睡時に財物を窃取する睡眠薬強盗も起きています。また飲酒量が多くなることから、飲酒運転に伴う交通事故も多数発生しています。
 
3 賊はどこからどのような形で現れるか分かりません。常に周囲の状況を良く確認し、警戒を怠らないよう心がけてください。その際に時折周囲へ視線を向けるなど、警戒心を顕示することは効果的であり、外出する際の荷物は最小限に留め、貴重品は極力持ち歩かないか、携行する場合は分散所持することが重要です。
 
4 飲酒運転に対しては道路横断時等に車両への警戒を怠らない事は勿論、タクシーや長距離バス利用時に運転手の様子を探るのは難しいですが、乗車時にシートベルトの着用を徹底するなどして、可能な限りの安全策を採るようにしてください。
 
5 またカーニバルでは見知らぬ人に対して、急に水鉄砲等で水をかける風習があります。オルーロやラパスは年中寒冷な場所であるので水に濡れると大変寒く、レインコート着用などの水対策が必要です。