ラパス市国立トラックス病院にCTスキャナー及びアンギオ(血管造影装置)を供与(2019年度経済社会開発計画無償)

令和6年5月28日
 5月28日、小野村拓志大使は、首都ラパス市の国立トラックス病院にて、2019年度経済社会開発計画無償(E/N額:5億円)により、ボリビア国保健・スポーツ省を通して同病院に供与されたCTスキャナー及びアンギオ(血管造影装置)の引渡式に参加致しました。
引渡式には、マリアナ・ラミレス保健・スポーツ省次官やマルコ・ガルシア・国立トラックス病院長等が参加しました。
 
 日本で製造された最新式の医療機材を供与することにより、より精密に検査することが可能となり、ボリビア国民の保健サービスに寄与することになります。
 今までは、同病院にCTスキャナーが無いために、検査のために2ヶ月以上も時間を要するケースもありましたが、現在では、同日に検査が可能となり、迅速な処置が可能となりました。
 なお、2024年は、日本・ボリビア外交関係樹立110周年及び日本人のボリビア移住125周年となります。また、日本の経済協力70周年の記念の年となります。
 
血管撮影装置 断層撮影装置
血管造影における患者見本 小野村大使と画像診断サービスの医師たち
右から小野村大使、ガルシア院長、桃井一等書記官
引き渡し式のセレモニーでの記念ロゴの発表