カピノタ市のマリア・アントニア・バンドレス学校に校舎及びトイレ施設を寄贈(草の根無償資金協力)

令和6年5月21日
 5月21日、小野村拓志大使は、ナンシー・コルケ市長等とともに、コチャバンバ県カピノタ市に所在するマリア・アントニア・バンドレス学校に対して日本が建設援助した校舎及びトイレ施設の引渡式を行いました。
 カピノタ市は、県都コチャバンバ市から南に約45kmの距離にあり、野菜やフルーツが生産されており、また、セメントの原料となる石灰石の採取も行われています。さらに、日本人チャランゴ奏者が所属する民族音楽フォルクローレグループのロス・カルカスが結成された地としても有名です。
 当プロジェクトは、草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームにより、カピノタ市によって実施されました(供与額:206,429米ドル)。
 これにより、同学校に通学する生徒200名以上が裨益し、教育環境が改善されるとともに教育の質の向上に繋がることが期待されます。
 生徒のみなさんがとても元気で、たくさん話しかけてくれました。式典後の校庭のゴミ拾い活動も、率先して一緒にやってくれました。これからもみなさんの学校を綺麗に使ってください。
 
日本が供与した校舎と引渡式の様子
式典後、小野村大使と生徒たちが一緒に校庭のゴミ拾いをしました!