大使挨拶

令和4年12月9日

小野村拓志 大使
 
在ボリビア日本国大使館のホームページにようこそお越しくださいました。
 
この度、伯耆田大使の後任として、駐ボリビア日本国特命全権大使として着任いたしました小野村拓志(おのむら ひろし)です。
前職は日本貿易振興機構(ジェトロ)の役員として、中南米地域も担当していました。
 
ボリビアは、地理的にも民族的にも多様で、豊かな天然資源、民族色豊かな多くの文化を持ち、大変魅力的な国です。スペイン語に加え、アイマラ語・ケチュア語など先住民族の言語36言語が公用語であるのも、多様性を尊重するボリビアの魅力です。
経済面では近年安定した成長をとげ,一人あたりのGDP(国内総生産)は約3,400ドルに達しています。
日本との関係では、約3,000名の在留邦人そして約10,000名の日系人の方々の長年にわたるご貢献と、JICAとともに実施してきた我が国経済協力により、親日国として知られています。2019年には移住120周年、2020年には我が国の対ボリビア経済開発協力(ODA)が開始してから60周年を迎え、二国間の友好関係はこれまでになく深まっています。2021年の東京オリンピックの際には、東京の墨田区がホストタウンとなり、現在でも様々な交流を続けています。2025年に開催される大阪・関西万博にも参加を表明しています。このように日本との良好な関係を維持しているボリビアで勤務できることを大変光栄に思います。
 
今後駐ボリビア大使として、100年以上に及ぶ外交関係を有する重要なパートナーであるボリビアとの友好・協力関係をより一層強化して参ります。また、ジェトロ出身者として、経済・貿易・投資面での交流拡大に向け、関係者の皆様との連携を強めます。さらに、これまでの日本とボリビアの良好な関係維持に貢献されてきた日系社会の皆様との一層の連携強化に努めます。
 
未だ新型コロナウイルスの感染が拡大しており,ご心配の日々を送られていると思います。私ども大使館としては引き続きお役に立つ情報発信に努めてまいります。在留邦人の皆様方が安心して暮らせるよう努めてまいりますので,皆様方のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。お役に立てること、ご相談等ありましたら、何なりと大使館・領事事務所にご連絡下さい。