草の根無償資金協力「風土病診療所整備計画」引き渡し式

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パンド県コビハ市のロベルト・ガルンド・テラン病院において、椿秀洋大使出席の下、草の根・人間の安全保障無償資金協力「風土病診療所整備計画」の引き渡し式が実施されました。

本案件サイトであるパンド県はボリビア国北部に位置し、熱帯地域に属するため、風土病のデング熱、マラリア、細菌ウィルス、寄生虫症、リーシュマニア、ヘビ咬傷、新型インフルエンザ、ハンセン病などの患者が年間を通して多い地域です。

しかしながら、同県および同市には専門の診療所がなく、すべて外来患者と同じ診察室で対応しており、隔離が必要な病気の場合でも、一般入院患者と同じ病棟に入院させざるを得ない状況であったため、他患者の生命に危険を及ぼす可能性もありました。

また、風土病は、特殊な血液検査により判別する必要があることから、ボリビア国内でその施設を有するサンタクルス県及びラパス県の病院に検体を輸送して、結果を待たなければなりませんでした。また、両県の病院へは全国から検体が送られてくることから、結果が出るまで1ヶ月ほど時間がかかり、その間、患者は適切な治療を受けられず、早急な改善が求められていました。

同診療所を整備することにより、同県民に適切な医療環境を提供し、風土病患者の初期治療が施せるようになります。

当日は、椿大使はアナ・ルシア・レイス市長と共に、多くの市民が見守る中、テープカットを行いました。